iPhoneとNDI Cameraアプリケーション
iPhone上でNDIカメラを利用した時に、黒い信号しか表示されない場合には、iPhoneアプリの設定で、カメラやマイクの利用を許可(有効)に変更してください。
マイクについては、NDIカメラアプリケーション上でミュートの設定が可能です。
3P1 と NDI® Telestrator Pro
3Play 3P1に付属のNDI® Telestrator Proテクノロジーを使用すると、ネットワーク接続されたPCやタッチスクリーンデバイスから、画面上に注釈を付けたり、ネットワーク経由ですぐにリプレイを再生したりすることができます。
※NDI® Telestrator Proは、Windows版のみです。
使い方:
Telestratorアプリケーションのインストーラは、3P1の C:\3Play\Etras フォルダにあります。
外部PCに NDI Telestrator Pro をインストールして起動し、インターフェース右上のビデオソースコントロールを開いて、3Play 3P1システムから「Clean(クリーン)」なNDI出力ソースを選択します。
3P1システムから出力されているND出力ソースををTelestrator ProのAとBの描画キャンバスに割り当てることができます。
反対にTelestrator Proに描画した内容は、NDIのソースとして出力されるので、3P1のDSKソースとして利用することができます。
NDI映像データの流れについて
2つの NDIデバイスがネットワーク上でお互いを検出すると、ビデオを送信デバイスから受信デバイスに渡すことができるようになります。ビデオを圧縮した後、NDI送信デバイスは受信側のNDIデバイスにセッション(接続)を開きます。この時点で、IPアドレスとポート番号で構成される2つのエンドポイントが存在します。
NDIネットワークフレームは、エフェメラル(一時的に割り当てられる)ポートの範囲で送信するTCPパケットです。NDI を送信するデバイスが送信セッションを終了すると、ポートは再利用可能になりますが、ほとんどのIPスタックは、エフェメラルポートのプール全体が使用されるまでポート番号を再利用しません。これは、NDIエンドポイントのシャットダウンにより切断された場合に注意することが重要です。新しい接続には、ほとんどの場合、異なるポート番号が割り当てられます。
NDIで使用するポート範囲は49152~65535です。内部ネットワーク上にファイアウォールが配置されたネットワークでNDIデバイスを使用する場合は、このポート範囲のデバイス間のトラフィックを許可する設定が必要です。
NDI Scanconverter 4.5とKasperskyを同時に使用したい
Kasperskyがインストールされている場合、NDI Scanconverter 4.5を起動してもクラッシュしてしまいます。
下記の設定を行ってからご使用ください。
PDFダウンロード:
NDIScanConverter_KasperskyJ.pdf
その他、セキュリティ設定が関連している場合もありますので、ファイアウォール等の設定も合わせてご確認ください。
ネットワークセグメントを越えるNDIの設定について
異なるネットワークセグメントとのNDI送受信を行うためには、TriCasterやNDI Toolsに含まれるNDI AccessManagerを利用します。
NDI AccessManagerを起動し、Remote Sourcesタブから別セグメントのIPアドレスを入力してください。(お使いのバージョンによって多少画面が違う場合があります)
Newボタンをクリックし、以下の登録画面からIPアドレスの入力後OKして登録されたのを確認します。NDI AccessManagerのウィンドウにあるOKボタンを押してIPアドレスの登録を完了します。
複数のIPアドレスを登録することも可能です。
Connect と Connect Proの違いは?
機能 | Connect Pro | Connect |
A/V channels | 4 | 2 |
A/V ouptuts | 4 | 2 |
Supports common IP standards (NDI, ASPEN, SMPTE 2022, etc.) with built-in standards conversion | Yes* | NDI only |
Supports 3rd-party hardware I/O cards | Yes* | Yes* |
Supports IP cameras | Yes | No |
Supports video over IP sources (RTMP, RTSP, HTTP, etc.) | Yes | No |
Input Separate Key + Fill | Yes | No |
Output Separate Key + Fill | Yes* | No |
Adjustable, per-channel A/V sync | Yes | No |
Hardware inputs/outputs supported (max) | 4 (plus key inputs) | 2 |
Supports webcam input | Yes | Yes |
Audio I/O | 8-channel | Stereo |
Per-channel audio level control | Yes | No |
Media Playback | Yes | No |
Grab Stills | Yes | No |
Waveform/Vectorscope | Yes | No |
Auto-Color | Yes | No |
Color Correction | Yes | No |
White Balance | Yes | No |
Supplemental NDI program return monitor | Yes |
No
|
Dual-monitor workspace support | Yes |
No
|
Monitor Overlays (VUs, Title Safe, 4:3, Checkerboard, Center Cross)
|
All |
VUs only
|
NDI Connect Webserver
|
Yes |
No
|
NDI Virtual Inputなどのアプリケーションがエラーで起動できません
NewTek NDI Virtual Inputアプリケーションが下記のようなエラーで起動できない場合には、BIOSの設定をご確認ください。
お使いのコンピュータのBIOS設定に移動し、Secure Bootオプションを無効にしてください。
LiveTextが起動できません
LiveTextの起動時にスプラッシュスクリーンが表示されるだけで起動が泊まってしまうような場合には、管理者権限で起動するようにしてください。
また、LiveTextを利用しているコンピュータのWindowsUpdateやグラフィックスドライバの更新も合わせて行ってみてください。
PowerPointをNDIで送るとエッジが切れてしまいます
NDI Scan Converterを利用してPowerPointを表示しているデスクトップ画面をTriCasterなどへ送った場合、エッジが切れてしまうことがあります。
そのような場合には、NDI Scan ConverterのメニューからMicrosoft PowerPointのアプリケーションを選択するようにしてください。
NDI Tools ソフトウェアを使用できるPCのスペックは?
■NDI Toolsを使用するための最低システム動作条件
OS:
32-bit、または64-bit Microsoft Windows 7オペレーティングシステム以降(64-bit OSを推奨)
CPU: Intel i3 CPU(2008以降)以上
メモリ: 6GB以上のシステムメモリ
NIC: ギガビット以上の接続を推奨
グラフィック: 1024x768以上のディスプレイ解像度
■NDI for Adobe Creative Cloudを使用するための最低システム動作条件
OS:
64-bit Microsoft Windows 7オペレーティングシステム以降
Mac OS Xオペレーティングシステム以降
CPU: Intel i5 Sandy Bridge CPU以上
メモリ: 2GB以上のシステムメモリ
NIC: ギガビット以上の接続を推奨
Adobe Creative Cloud メンバーシップ(Adobe Premiere Pro® CC, Adobe After Effects® CC, Adobe Prelude® CC, and Adobe SpeedGrade® CC)
※上記仕様は今後のバージョンアップにより予告なく変更される場合があります。