海外導入事例:NDI® ライブVR映像をインタラクティブに

配信日:2019年7月26日

ロシア西部のサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館のインタラクティブ・ライブVR映像システムにNDI®を採用。

 

Focal Point VR社は、VRが現実世界を体験する全く新しい方法を提供すると信じ、VRヘッドセットを装着することで別の場所へ「瞬間移動」できるという夢を実現するために、日々その必要とされる技術開発に情熱を注いでいます。

VRビデオのライブストリーミング分野のリーディングカンパニーFocal Point VRは、「The Gadget Show」やロイヤルアルバートホールでの「Champions Tennis」などといった、スポーツ、音楽、アート、教育、カルチャーなどにおいて、ライブストリーミングVRコンテンツのソリューションを提供しています。

UbietyというUHD放送品質のVRストリーミングプラットフォームは、あらゆるプラットフォームへVRコンテンツを最高品質でライブストリーミング配信することができます。Ubietyソフトウェアプラットフォームは、YouTube、Facebook、PeriscopeへのHD 360°ストリーミング配信から、カスタマイズ可能なVRアプリやHTML5プレーヤーへの多視点のVRイベント配信まで、あらゆるVRストリーミングをサポートします。

 

超低遅延ストリーミング

2018年4月、AR、VRおよびAIプラットフォームプロバイダーのRoom Oneは、サンクトペテルブルク(ロシア)にあるエルミタージュ美術館に5G試験ゾーンの設置に際して、360°ビデオカメラ機器、リアルタイムのスティッチングおよびストリーミングソリューションを提供するFocal Point VRに相談しました。

このアプリケーションは、ライブストリーミングの没入型VRビデオとロボットアームを遠隔制御する双方向の触覚設定を融合する未来技術のデモモデルでした。Focal Point VRの標準ソリューションは、クライアントの目標を90%満たしましたが、双方向環境に適した低遅延のストリーミングソリューションが求められました。そこで、Focal Point VRのチームは、超低遅延のライブVRビデオソリューションに対応するRTSPの代わりとなる強固なソリューションを探し始めました。

未来の新技術VR「瞬間移動」を、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館で初公開

 

パイプラインにNDI®を導入

WebRTCなど、数々のプロトコルを試した後、プログラミングチームは、NewTek Network Device Interface (NDI) SDKが初期テスト段階から実装がとても簡単で、また、彼らが必要とする超高解像度映像においても安定的に動作し、さらに、NDIはロイヤリティフリーのソフトウェア規格であり、フレーム精度で、ライブ制作環境でのスイッチングに適した高解像度、低遅延での放送品質ビデオの通信、配信、受信が可能であるプロトコルであることも確認しました。

Focal Point VRは、彼らのVRビデオのライブ制作ワークフローシステムLive Stream ProcessorNDIを組み入れ、Oculus Rift ヘッドセットをNDIでプレイバック可能となるようにカスタマイズしました。NDIを採用したことで、ギガネットワークを介して実行した場合、カメラレンズからヘッドセットディスプレイへの遅延は200ミリ秒未満になったことで、リモートコントロール・ロボットとのリアルタイムによる対話が可能となりました。

サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館の外観

 

明日のテクノロジー

最近では、共有VR体験を提供する360°ドームのために低遅延、且つ、信頼性の高いライブストリーミングを求めて、数多くのクライアントがFocal Point VRのもとにやってきています。プログラミングチームは、この需要に応え、完璧な没入体験を提供するために、インターネット越しで運用可能なNDIをFocal Point VR独自のパッキング技術に実装させ、8Kの円柱状の360°カスタムビデオソリューションを開発しています。

Focal Point VR社CEOのJonathan Newth氏は次のようにコメントしています。「NDIを360°ワークフローに実装することは非常にシンプルな作業でした。それにより高品質でより柔軟性の高いソリューションをクライアントへ提供することが可能となりました。また、従来のファイバーSDIをより柔軟性の高いネットワークバックボーンと置き換えて、NDIをマルチカメラVRワークフローに完全統合する方法についてもNewTekと話し合っています。今後も、NewTekチームと一緒に仕事していくことを楽しみにしています。」



導入事例に関するお問い合わせ先:

株式会社ディストーム TriCaster 事業部
電話:03-5211-3208
(受付時間:土日祝日を除く 10:00~18:00)
メール:dsk@dstorm.co.jp

株式会社アスク
メディア&エンタープライズ事業部
ライブ映像システム営業グループ

担当:山本 操
電話:03-5215-5650
メールアドレス:Newtek_info@ask-corp.co.jp