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TriCaster® TC1 特徴


4K Ultra HD対応
驚くほどの鮮明さと高精細画質によって、視聴者に実際そこにいるような体験を与えます。
テレビ番組、コンサート、イベント、ライブ・スポーツといった映像コンテンツを、毎秒60フレームのネイティブ2160pビデオの4K UHDにて製作することができます。TriCaster TC1は、4K UHDをサポートする他の製品とは異なり、フレームレートや入力数を損なうことなく、4K UHDによるスイッチング、ストリーミング配信、レコーディングを提供します。
内蔵ビデオサーバー
TriCaster TC1はレスポンスの良い操作性を提供する2基のビデオサーバーが標準搭載されています。プレイリスト上に並べた複数のクリップを自動的に順番に再生させたり、スイッチャーでプログラムアウトに出力すると自動的にクリップを再生させるオートプレイ機能、収録中の映像をハイライトシーンとして簡易編集してライブ中でも即座にリプレイする機能、複数のクリップをあらかじめグループ化して即座にライブ用コンテンツとして読み込むプリセット機能、更には、数百種類のトランジションやエフェクト効果など、ユーザーにストレスを感じさせることなく様々な演出を支援してくれます。


最大36チャンネルのビデオミキシング
TriCaster TC1は、4チャンネルの3G-SDI/HD-SDI入力と、これら4チャンネルを含めてIP接続による外部16チャンネルの映像・音声入力のスイッチング、加えて、2チャンネルのディスクレコーダー、2チャンネルのグラフィックス、15チャンネルのビデオバッファー(アニメーションx10、静止画x5)、ブラックバースト信号といった最大36チャンネルのビデオソースをミキシングさせ、プロフェッショナルな演出を簡単に作り出すことができます。
放送品質のSkypeビデオ(2ch)
TriCaster TC1は、世界で唯一Skype TXソフトウェアからの入力をインテグレーションしたライブプロダクションシステムです。
世界のどこからでもビデオ通話を可能とするスタジオ仕様のSkype TXを利用することで、現場に高価な中継システムが無い環境においても、遠隔地からのレポート、スタジオから現場へのインタビューなどといった演出を放送品質でリアルタイムに取り込むことを可能とします。


マルチレコーディングと
インスタントリプレイ
TriCaster TC1は、TriCasterに入力されるそれぞれのカメラチャンネルやIPを介して入力されるソースチャンネル、または、TriCasterから出力される複数のチャンネルを、QuickTimeまたはH264ファイル形式のフル解像度の映像として収録することができます。コンテンツのバックアップ目的によるマスター映像から、ポスプロ編集用途として使用される様々なカメラアングルからの生素材まで、ユーザーのニーズに応じて様々な素材を同時に収録することができます。また、収録中の素材をシンプルな操作でリアルタイムにすぐさま再生するインスタント・リプレイ機能も搭載されています。
2チャンネル対応の
ライブストリーミング配信/SNS機能
TriCasterのSTREAMインターフェイスから、Facebook Live、Microsoft® Azure®、Periscope、Twitch、YouTube® LiveなどといったCDNを選択するだけで簡単にライブストリーミング配信を可能とします。2つのストリーミングエンコーダーを搭載するTriCaster TC1は、プラットフォームを特定したコンテンツ配信のみならず、新たなスポンサーシップの獲得による収益機会を広げる役割も果たします。
TriCaster TC1は、Facebook、Imgur、LinkedIn、Twitter、Vimeo、YouTubeなどのソーシャルメディアアカウント上に、直接画像や動画をアップロードして、リアルタイムのアップデートやオンデマンドコンテンツを共有させることができます。さらに、TriCaster TC1に搭載される"DataLink?"機能を利用して、SNSからのコメントや写真などをリアルタイムにオーバーレイ表示させるといったことも可能です。


オーディオミキサーとルーター
TriCaster TC1は、デジタル、アナログおよびネットワークオーディオのサポート、また、DSP、フェーダー、VUメーター、トークバック機能といったソフトウェアベースのオーディオミキサー、更に4つのオーディオミックス出力用4x4x4チャンネルルーティング機能などユーザーの生産性を向上する包括的なオーディオ機能を実装しています。
オートメーション機能
TriCaster TC1に搭載される「マクロ オートメーションシステム」を使用することで、カメラのスイッチングから、テロップやロゴの表示、DDRやバーチャルセットへの切り替えなどオペレーションの一連の流れを独自のカスタムコマンドシーケンスとして登録することができます。これら登録したコマンドは、編集することも可能で、任意のキーボードのキーやTriCasterのコントロールパネル、更には外部コントロールデバイスに割り当てることでオペレーションの自動化を図り、ユーザーの作業効率と生産性を新しいレベルに引き上げてくれます。

クリエイティブな発想を引き出す
数多くのツールとプリセット
TriCaster TC1は、スクリーンをキャンバスと見立てて、ユーザーのアーティスティックな潜在能力を解放させる様々なツールが用意されています。
マルチバスM/E(ミックスエフェクト)、ゼロレイテンシーのビデオリエントリー、リアルタイム・アニメーションタイトル、データ制御可能なテロッパー、カスタマイズ可能なアニメーショントランジション、フルモーションをサポートする合成エンジンなどといった様々なツールにて、ユーザーの想像力を無限に広げる支援をします。
リアルタイムマルチビューワー
TriCaster TC1は、オペレーション用のスクリーンを単一表示であろうと、マルチ表示であろうとオペレーターの望む環境に合わせて自由自在に変更することができます。TriCaster TC1は3画面モニターをサポートし、それら各モニターはモニターウインドウの拡大縮小、インターフェースのレイアウト変更、時計や測定器の表示など、オペレーターの要望やスタジオや現場の環境に応じて、簡単且つ柔軟にカスタマイズすることができます。

スタジオ品質のビデオツール
色補正、3次元ポジション、スムースエッジによるクロップといったツールにてコンテンツを完璧なものに仕上げます。
また、ピクチャーインピクチャーのボーダー(枠)の変更、フィルとキー(アルファチャンネル)機能のサポートにより背景に別の映像やテキストの合成機能、更には、フリップのような板にライブ映像をリアルタイムマッピングさせるモーショントラッキング機能も搭載されています。
ライブ・クロマキー合成
NewTekのパワフルなLiveMatteテクノロジーにより開発されたクロマキー合成機能は、グリーンバックを使った映像とは思わせないほど鮮明かつ綺麗なリアルタイム・キーイングを提供します。このクロマキー合成機能は、すべての入力チャンネルとM/Eバスに対して設定することができます。また、TriCaster TC1には、ライブ映像、グラフィックス、バーチャルセットを駆使した合成映像を作り出すために、カスタマイズ可能な40種類のキーヤーが用意されています。

ワールドクラスのライブバーチャルセット
TriCaster TC1には、標準で40種類以上のバーチャルセットが用意されています。これらバーチャルセットは、別売ソフトウェア「Virtual Set Editor」で変更したり、さらには独自のバーチャルセットを作成することも可能です。
相互接続を可能なIPワークフロー
NewTekが提供するNDI®(Network Device Interface)テクノロジーをネイティブにサポートするTriCaster TC1は、数多くのメーカーやデベロッパーにより開発されたNDI互換製品とネットワークを介して、シームレスにIP接続することを可能とし、NDIをサポートするシステムやデバイスとの相互間における映像・音声ソースの共有を可能にします。


コネクトビィリティ
TriCaster TC1に、NewTekが提供するNC1 Studio I/O モジュールやConnect PROソフトウェアなどといった NDI®コネクションオプションを組み合わせることで、より多くのSDIソースをNDIへ変換、または、NDIソースをSDIへ変換することが可能となります。ビデオ制作に携わる誰もが常に求めてきたマルチソース、マルチシステム、マルチサイトによるビデオプロダクションを現実のものへと導きます。NDI®コネクションオプションは、ユーザーのニーズに合わせて、テクノロジーの共有、異なるロケーション間の接続、さらには機能面における追加といったワークフロー全体をカスタマイズを可能とします。
NDI®コネクションオプションに関する詳細については、こちらをご覧ください。
TriCaster® TC1