
持ち運び可能なコンパクトな筐体『TriCaster® Mini』は、シンプルなオペレーションを提供します。
TriCaster Miniは、映像技術について専門外の方でも、自らがディレクタとなり番組作りや映像によるプレゼンテーションを作成し、配信することを可能とする魔法のボックスです。
企業のマーケティング担当者やマネージャー、コミュニティー管理者、教員、トレーナー、ボランティアなど、自身のメッセージを映像を使って伝えたい方であれば誰でも、数十分程度の使い方のレクチャーを受けるだけで、視覚的に洗練されたプロフェッショナルなマルチメディア・プレゼンテーションを生み出すことができます。さらにはライブストリーミングやソーシャルメディアへのコンテンツの公開、WEBサイトへのデータアップロードなど、インターネットやネットワークを活用したさまざまなニーズに応えたコンテンツ制作を可能とします。
普段コンピュータを使用されている方であれば、TriCaster Miniを使い始めるのにさほど時間は要しません。TriCaster Miniに、プレゼンに使用したいビデオクリップや画像をハードディスクにコピーして、ビデオカメラを最大4台まで接続し、TriCasterをインターネット回線につなぎ、最後にライブ配信先を設定すれば準備は完了です。あとは、カメラからの入力映像と、TriCaster Miniに搭載されるテロッパーやトランジション、バーチャルセットなどを駆使して、自らがディレクタになり、テレビ放送品質の映像制作と配信を行うことができまるのです。
さらに、NewTekが提供するNDI®(ネットワーク・デバイス・インタフェイス)テクノロジーを活用することで、TriCasterと同じネットワーク上に接続したコンピュータのスクリーンの静止画や映像、たとえば、コンピュータ上のパワーポイントやキーノートなどといったプレゼンなどを、ネットワーク越しに、TriCasterの入力ソースとして利用することも可能です。
TriCaster® Mini SDI

8入力/2出力スイッチャー (SDIx4ch)
ソフトウェア:Advanced Edition 3
コンテンツ用ストレージ:750GBx2基
Mini SDIモデル バンドル
モデル:TRICASTER Mini HD-4 sdi バンドル
付属品:キーボート、マウス、、日本語マニュアル、コントロールサーフェイス/トラベルケースバンドル
参考小売価格:¥1,880,000 (税別)
Mini SDIモデル 本体のみ
モデル:TRICASTER Mini HD-4 sdi
付属品:キーボート、マウス、日本語マニュアル
本製品は、2020年3月12日をもちまして販売終了となりました。後継機種TriCaster Mini Advanced R2システムについてははこちらをご確認ください。
TriCaster® Mini HDMI

8入力/2出力スイッチャー (HDMIx4ch)
ソフトウェア:Advanced Edition 3
コンテンツ用ストレージ:750GBx2基
Mini HDMIモデル バンドル
モデル:TRICASTER Mini HD-4 バンドル
付属品:キーボート、マウス、日本語マニュアル、コントロールサーフェイス/トラベルケースバンドル
参考小売価格:販売終了
Mini HDMIモデル 本体のみ
モデル:TRICASTER Mini HD-4
付属品:キーボート、マウス、日本語マニュアル
本製品は、2020年3月12日をもちまして販売終了となりました。後継機種TriCaster Mini Advanced R2システムについてははこちらをご確認ください。
TriCaster® Mini用コントロールサーフェイス

TriCaster® Mini用コントロールサーフェイス
製品概要:TriCaster Mini用コントロールサーフェイス
付属品:USBケーブル
TriCaster® Mini専用トラベルケース

※補足:TriCaster Miniに付属の日本語マニュアルは電子マニュアル(pdf)による提供となります。

1 デスクトップ モニター
TriCaster上のインターフェイスにあるオンスクリーン・モニターによって、外部プレビューモニターを用意しなくても、入力映像やビデオクリップ、iVGAを利用したコンピュータ画面の映像を同時に確認することができます。セカンドモニターをTriCasterに接続することにより、各素材の映像を様々な組み合わせでセカンドモニターへと表示させることもできます。
2 ネットワークソース
コンピュータスクリーン、iPadやiPhoneなどのワイヤレスのApple AirPlay機器を同一のローカルネットワークに接続し、表示させることができます。TriCaster 460は、NewTek社の3PlayやTriCaster 8000システムからのネットワーク信号出力を受けることも可能です。
3 プレビューモニター
プレビューモニターで次に出力したい映像を確認することができます。プログラム出力する前に、タイトルやオーバーレイを実行した場合の効果を事前確認することが可能です。
4 プログラムモニター
プログラムモニターで放送中やストリーミングの映像、プロジェクター出力、レコーディングされている映像を確認することができます。
5 レコーディング
レコーディング機能を利用すると、ストリーミングファイルのほかに、フルHD解像度のムービーファイルをTriCasterのHDD内へ保存しておくことも可能です。
6 ライブ・ストリーミング
ワンボタンでインターネット・ストリーミング配信が開始でき、Adobe FlashやWindows Mediaを利用したライブ映像配信が行えるようになっています。ボタンを押してライブエンコードを開始すると、リアルタイムにウェブ上へとストリーミングを開始すると同時に、アーカイブを作成(FLV、もしくはWMVで保存)することが可能です。TriCaster 460は、720pまでの解像度のプリセットやマルチビットレートのストリーミングプロファイルをサポートしています。
7 ビデオスイッチャー
スイッチャーインターフェイスにより、すべての入力素材を自由に切り替えたり、合成していくことができます。バーチャルセットへの切り替えも可能で、さらに2つのダウンストリームキーを利用することでタイトルやグラフィックなどを映像の上にオーバーレイさせることができます。
8 Utility(ユーティリティ)列
FXバスやDSKチャンネル、AUX出力の切り替えをスイッチャー上から直接行うことができます。
9 Utility(ユーティリティ)割り当て機能
FXバスやDSKチャンネル、AUX出力に映像やグラフィックスを送出するUtilityを設定します。
10 M/E
M/E(ミックス/エフェクト)のチャンネルには4つまでのカスタマイズされたバーチャルセットを登録しておくことができ、ほかの映像素材やグラフィック、タイトル、ピクチャー・イン・ピクチャー効果などと自由に組み合わせて利用することができます。
11 トランジション・コントロール
ビデオレイヤーや、DSKチャンネルに対し、トランジションやエフェクトを実行することができます。
12 TransWarpエフェクト
各エフェクトチャンネルに対し実行でき、ライブ映像制作にパワフルな効果を加えるTransWarpエフェクトエンジンが搭載されています。ライブの映像やDSK、オーバーレイにフルカラーのアニメーションストア・トランジションを実行できるほか、3Dラッピングの効果を音声付でかけることができます。内蔵されたAnimation Store Creatorアプリケーションを利用して、カスタムのトランジションやエフェクトを作成することも可能です。
13 ライブ・バーチャルセット
ライブバーチャルセット機能によって、狭いスペースでもプロ仕様のセットを組んで映像制作を行うことができます。リアルタイムでの合成と、マルチカメラを利用したスムーズなズーミングがソフトウェアのみで可能となっているため、カメラオペレータや高価なモーションコントロールカメラは必要ありません。バーチャルのモニターや机の映り込みなど、リアルな効果をリアルタイムで表現することができます。
14 M/Eタブ
2つのスイッチャー素材を選択し、M/E合成を行うことができるほか、オーバーレイを追加することも可能です。ピクチャー・イン・ピクチャーの効果を設定したり、バーチャルセットの各入力素材の調整ができるようになっています。
15 DDR(デジタル・ディスク・レコーダー)
2つのDDR(デジタル・ディスク・レコーダー)によって、様々なフォーマットのビデオクリップを素材として利用したり、ライブイベントでキャプチャーした映像をすぐにリプレイすることができます。
16 Graphics(グラフィックス)
タイトルや静止画像をプリセットし、再生することができます。ライブ中にタイトルテンプレートを選択して表示されるテキストを変更したり、独自のグラフィックスを追加することができます。
17 オーディオミキサー
マイクやライン入力チャンネル、クリップ再生時の音声を調整することができます。各チャンネルに対し、イコライザ/コンプレッサが用意されており、入力音声や、マスター出力の音声レベルを調整する以外に、ストリーミング出力の音声を別に操作することも可能です。また、対応しているiPadのオーディオミキシングアプリケーションを利用して、リモートコントロールすることも可能です。
18 レコード可能なマクロ
複数の操作やコマンドを自動的に実行させることができます。オペレーションの手順をマクロとして記録し、マウスクリックやキーボードショートカットで操作が実行されます。スクリーン上にホットスポットを設定することで、出演者の身振りで実行させることも可能です。
19 ソーシャルメディア・共有
ネットワークを利用して、YouTubeやFacebook、Twitter、FTPサイトなどの一般的なソーシャルメディアサイトへコンテンツを直接送り出すことができます。ライブでの放送や収録中にクリップ画像を共有することが可能となります。
20 ホログラフィックライブバーチャルセット
パノラマ写真画像を利用したリアルなバーチャルセットを作成できるようになりました。
21 PTZカメラコントロール
PTZ(パン-ティルト-ズーム)カメラを直接インターフェイス上からコントロールできるようになりました。
22 アニメーションバッファ
ライブセットの背景やステーションロゴ、アニメーショングラフィックなど、動きのある画像をバッファ画像として利用できるようになりました。
23 セッションテンプレート
利用したことのあるセッションの設定をテンプレートとして新しいセッションを作成することができるようになりました。
24 入力のグルーピング
M/Eソース列で同じ色に設定した入力チャンネルは同期して選択することができるようになりました。
25 Avid Artist Mixオーディオコントローラのサポート
Avid Artist Mixオーディオコントローラをサポートしました。
26 ステレオ出力のミックス機能
ペアのステレオ出力を4つのオーディオチャンネルにミックスし、マルチランゲージを利用した制作に対応します。
27 オーディオ入力のリネーム
オーディオ入力チャンネルの名称変更ができるようになりました。
28 オーディオのディレイ
オーディオ入力チャンネルごとに独立してディレイ量を設定できるようになりました。
TriCaster® Mini Advanced スペック
ビデオ入力 | 最大8系統の外部映像ソースの同時入力に対応。解像度のあらゆる組み合わせの映像入力をサポート |
ネットワークビデオ入力 | NDI®テクノロジーを利用してネットワークを介して最大8系統のIPビデオ入力に対応。各チャンネルはフィルとキー信号の両方をサポート |
デジタルビデオ入力 | デジタルビデオ接続(HDMIまたはSDI) x 4系統 対応解像度/フレームレート ・1080p:29.97、25 ・1080i:59.94、50 ・720p :59.94、50、29.97、25 ・SD :59.94、50、25 ※フレームレートは、セッションの設定によって決定されます。 |
PTZ | 最大8台のパン-ティルト-ズーム(PTZ)ロボットカメラの同時接続をサポート。RS232、RS422、IP経由などのシリアルやネットワークプロトコルを利用した遠隔コントロールとプリセット設定が可能 |
ビデオ出力 | 最大4系統のビデオミックス出力を設定し、IPまたはSDI/HDMI経由で同時出力可能 |
ネットワークビデオ出力 | NDI®テクノロジーを利用してネットワークを介して最大4系統の独立したビデオミックスを出力 |
デジタルビデオ出力 | 最大2系統の独立したデジタルビデオ出力(SDIまたはHDMI)をサポート |
ストリーム出力 | 1系統までのストリーミング出力を出力可能また、同時アーカイブ(収録)も可能 |
マルチビューワ出力 | 一般的なディスプレイ解像度で2系統のマルチビューワ出力が可能 ・DVI出力 x 1系統(ユーザーインターフェース、およびマルチビューアー用) ・HDMI出力 x 1系統(マルチビューアー用) |
ミックス/エフェクト(M/E)バス | M/Eバス x 4系統 ・各M/Eバスは、最大2系統のキー合成が可能 ・PREVIZ設定とプレビューバス x 1系統 |
DSKチャンネル | DSKチャンネル x 2系統 |
メディア | メディアプレーヤー x 合計5系統 ・DDR(デジタルディスクレコーダー) x 2系統 ・GFX(グラフィック) x 2系統 ・Sound(サウンド) x 1系統メディアバッファ x 合計15個 ・アニメーションバッファ x 5個 ・グラフィックバッファ x 10個 |
キーヤー | 全てのソースチャンネルとM/Eバスに対してクロマキーとルマキーイングを設定可能なLiveMatte™テクノロジーを搭載 |
バーチャルセット | LiveSet™テクノロジーをサポートする標準で30種類以上のバーチャルセットやエフェクトが搭載 |
DataLink™ | DataLink™テクノロジーにより、内部、もしくは外部のデータをリアルタムで反映。 ウェブページやスプレッドシート、スコアボード、データベース、RSSフィード、XMLファイル、CSV、ASCIIコードなどのデータを利用可能 |
マクロ | ユーザーが設定した操作手順を記録、保存、編集して自動コマンド化 ・コントローラのボタンやキーボードショートカット、ホットスポット、MIDIパッドなどのボタンに割り当て可能 ・TriCaster上での操作や状態の変化、メディアの再生、スイッチャー操作に合わせて自動実行可能 ・ウェブベースのインターフェースからのコントロールもサポート |
レコーディング | IsoCorder™テクノロジーを利用し、最大5系統のチャンネルを同時収録可能 ・4系統までのQuickTimeビデオレコーディング(XDCAM HD互換、4:2:2エンコーディング、24ビットオーディオ、タイムコード) ・1系統までのH.264ビデオレコーディング ・1系統のMP3オーディオレコーディング ※備考:収録したデータを一般的なNLEアプリケーションで再生する場合には、QuickTimeプレーヤーは必要ありません。 |
ストレージ(コンテンツ用) | ・TriCaster Mini Advanced HD-4sdiモデルとHD-4iモデルは、内蔵ドライブ750GB x 2基 ※合計収録時間は、約30時間 (1080i/100Mbps QuickTime)・TriCaster Mini Advanced HD-4モデルモデルは、内蔵ドライブ750GB x 1基 ※合計収録時間は、約15時間 (1080i/100Mbps QuickTime)※いずれのモデルも、USB 3.0 の外部ストレージの接続可能 |
グラブ | ビデオソースや出力信号から、フル解像度、デインターレースされた静止画像の取り込みが可能 |
エクスポート | ・ビデオや静止画ファイルをソーシャルメディア、FTP、ローカルや外部ボリューム、ネットワークサーバーへエクスポート可能 ・トランスコード機能搭載 |
オーディオミキサー | ・4チャンネルオーディオをサポートしたマルチチャンネルのオーディオミキサーを内蔵 ・DSPや4x4x4のオーディオルーティング機能付属 |
オーディオ入力 | ・HDMI、またはSDIエンベッドオーディオ入力 x 4系統 ・マイク用 1/4” (6.35 mm)バランス x 1系統 ・マイク接続用の1/4″フォンジャック x 1系統 ・ステレオオーディオミキサー接続用の1/4″フォンジャック x 1系統 |
オーディオ出力 | ・HDMI、またはSDIエンベッドオーディオ出力 x 2系統 ・ヘッドホン接続用の1/4″ステレオ・フォンジャック x 1系統 ・ステレオオーディオミキサー接続用の1/4″フォンジャック x 1系統 |
ネットワークオーディオ | ・全てのNDI入出力映像に対して、NDIエンベデッドオーディオを利用し、ネットワーク経由でオーディオ入出力が可能 ・Audinate社Dante™ネットワークプロトコルをサポート ※Danteを利用の場合、Audinate社のDanteバーチャルサウンドカードのライセンスが必要 |
サポートしているメディアファイルフォーマット | トランスコード機能を利用することで、以下のマルチメディアファイルのインポート、保存、再生が可能 ・ビデオ: AVI、DV、DVCPro、DVCProHD、FLV、F4V、H.263、H.264、MOV、MKV、MJPEG、MPEG、MP4、WMV、WebM ・画像: PSD、PNG、TGA、BMP、JPEG、JPEG-XR、JPEG2000、EXR、RAW、TIF、WebP ・オーディオ: AIFF、MP3、WAV |
モニタリング | 2台までのマルチビューワディスプレイに対し、ワークスペースやビューポートの設定が可能 |
信号のモニタリング | 内蔵された波形モニターやベクトルスコープは、ITU-R Rec.709をサポートし、デジタルのキャリブレーションやカラープレビューがフルフィールドレートで表示可能 |
プロセシング | ・ビデオ: フローティングポイント YCbCr + A 4:4:4:4 ・オーディオ: フローティングポイント 96kHz |
スルーアウトレイテンシ | ~1.0-1.5 フレーム |
映像・音声 | ・HD-SDIビデオ:SMPTE 292M準拠 ・SDビデオ:SMPTE 259M、ITU-R BT.656準拠 ・アナログオーディオレベル:SMPTE RP-155準拠 |
タリー | NDI®接続によるネットワークを介したタリーをサポート |
MIDI | サードパーティ製のデバイスで使用される一般的なMIDIプロトコルをサポート |
NIC | 1ギガビットNIC x 1系統 |
ケースディスプレイ | 出力表示用ディスプレイとして、システム本体に7インチLCDスクリーンが搭載 ※TriCaster Mini HD-4モデルは、このケースディスプレイは付属していません。 |
Wifi機能 | Bluetoothサポートによるキーボードとマウスのワイヤレスサポート |
本体システムのサイズ | 11.7 x 23.4 x 20.1 cm |
本体システムの重量 | 4.1 kg |
※レコーディングとストレージの仕様はモデルにより異なります。筐体のディスプレイはモデルにより付属しません。
TriCaster Mini トレーニングビデオ (YouTube)
パッケージとセットアップ (Sample:YouTube) |
初期設定と入出力設定 | メディアプレーヤーの操作 |
スイッチング操作 (Sample:YouTube) |
タイトルページとLiveText | クロマキーとMEを利用した合成機能 |
メディアのインポートとエクスポート | レコードとストリーミング | コントローラの操作 (Sample:YouTube) |