NewTek、NDI™新バージョンを発表

NewTek、NDI™新バージョンを発表

ソフトウェアベースのIP ワークフローを強化

NewTek 社(本社:米国テキサス州サンアントニオ、 以下、NewTek)は本日、様々な機能とパフォーマンスを向上させたNDI の第二世代目バージョン「NDI バージョン2」を発表しました。

NDI バージョン2 は本年度の第4 四半期中にリリースする予定で、マルチプラットフォーム(Windows®、Linux®、macOS™)と各種モバイルデバイスに対応します。NDI は、既存のネットワーク上で実行することができ、他のIP 標準規格が利用する帯域幅の約1/15 ほどしか使用しません。

既に市場にある放送関連機器およびアプリケーションで NDI に対応できるものは多くあり、またNDI をリリースして以来、その数は拡大しています。NDI ソフトウェア開発キット(SDK)のダウンロード数は1000 回以上にも達しており、NDI をインテグレーションすることで、製品間に完全な相互運用性を持たせることができます。

「ロイヤリティーフリーの NDI は、我々の予想以上に業界全体に幅広く採用されています。」と、NewTek の社長兼CTO(最高技術責任者)のアンドリュー・クロス博士は説明しています。「今回リリースする次世代版NDI も引き続き、次世代のライブプロダクションとなる、IP ベースワークフローを拡張していくことでしょう。」

NDI は開発者用SDK およびエンドユーザーのツールとしてエンドトゥエンドのソリューションを提供します。今回のNDI バージョン2では、Android およびiOS カメラアプリが登場します。 このアプリを搭載したモバイルデバイスのカメラが、中継などの現場でワイヤレスカメラとして使えるようになります。NDI 関連では、NDI を介してネットワーク上のカメラソースをISO 収録するNewTek IsoCoder™や、NDI を介してSDI やHDMI といったビデオフォーマットを変換するNewTek Connect、そしてAdobe® Creative Cloud 上でライブソースを扱えるといったAdobe® Creative Cloud 対応のツールセットが揃います。

NDI バージョン2 では、解像度フリーでアルファチャンネルと16bit 対応にする新しいコーデックが加わります。 最初のフォーマット変換時だけに劣化が生じ、その以降の圧縮はロスレス圧縮になるという性質を持っています。 Intel®i7 CPU の処理能力を使った場合、1080p@2200fps、4K@780fps、8K@210fps というIP 標準規格よりも高品質および高機能を実現します。またサンプルレートフリーの16 チャンネルオーディオ、メタデータ対応の双方向通信、iOS モバイルデバイス向けのSDK が含まれます。

更に大規模なシステム構築の場合のルーティングやセキュリティを踏まえ、クロスサブネット構成にも対応します。

NDI 開発者は、ソフトウェアアプリケーションとツールをNewTekウェブサイトからダウンロードできます。

 

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※NDI、TriCaster、3Play、TalkShow、LightWaveは、米国NewTek社の登録商標です。その他、記載の商品、会社名は、各社の商標または登録商標です。
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