TriCaster® シリーズ TriCaster® TC410 Plus

TriCaster TC410 Plus 技術仕様

ビデオ入力

最大8系統の同時外部ビデオ入力に対応。各チャンネルに異なる解像度やフレームレートの映像ソースを割り振ることができます。

ネットワークビデオ入力

NDIを利用し、最大8系統のIPビデオ入力に対応。フィルとキー信号を含むNDIをサポート

SDIビデオ入力

HD/SD-SDI x 4系統
対応解像度/フレームレート
・1080p : 59.94、50、29.97、25、23.976
・1080i : 59.94、50
・720p : 59.94、50、29.97、25、23.976
・576i 50
・480i 59.94
※備考:上記記載の解像度/フレームレートは、セッションビデオ規格(NTSCまたはPAL)にて決定されます。

PTZ

最大8台までのPTZ(パン・ティルト・ズーム)ロボットカメラのリモートコントロールをサポート。RS232、RS422、IP経由などのシリアルやネットワークプロトコルを利用したコントロールとプリセット設定が可能

Skype TX

Skype TXソフトウェアをインストールしたPCから、ネットワークを経由して1系統のSkypeビデオ通話を入力可能

SDIビデオ出力

4つのHD/SD-SDI接続によって、2系統の独立したHD/SDビデオミックス出力 (出力3は出力1と同じ映像を、出力4は出力2と同じ映像を出力)

ネットワークビデオ出力

NDIを利用したIPビデオ出力によって、4系統の独立したビデオミックス出力

ストリーム出力

2系統までのストリーミング出力を個別の解像度にて出力可能また、同時アーカイブ(収録)も可能

マルチビューワ出力

一般的なディスプレイ解像度で3系統のマルチビューワ出力が可能
・DVI出力 x 1系統(ユーザーインターフェース、およびマルチビューアー用)
・HDMI出力 x 1系統(マルチビューアー用)
・DisplayPort出力 x 1系統(マルチビューアー用)

Mix/Effectバス(M/E)

リエントリ可能なM/Eバス x 4系統
・各M/Eバスは、最大2系統のソースの合成が可能
・キーレイヤー(各バス毎に) x 2系統
・メモリスロットバス(各バス毎に) x 9系統
・PREVIZ設定とプレビューバス x 1系統

DSKチャンネル

DSKチャンネル x 2系統

メディア

メディアプレーヤー x 合計5系統
・DDR(デジタルディスクレコーダー) x 2系統
・GFX(グラフィック) x 2系統
・Sound(サウンド) x 1系統

メディアバッファ

合計15個
・アニメーションバッファ x 10個
・グラフィックバッファ x 5個

キーヤー

全てのソースチャンネルとM/Eバスに対してクロマキーとルマキーイングを設定可能なLiveMatte™テクノロジーを搭載
・入力チャンネル用キーヤー x 8系統
・メディアプレーヤー用キーヤー x 4系統
・M/Eバスキーヤー x 4系統
・PREVIZキーヤー x 1系統
・Bufferキーヤー x 15個

COMPs

ビデオ合成用(COMPs)エンジンがスイッチャーと各M/Eバスに搭載
レイヤー設定、作成、保存、さらにDVEスタイルのモーション付けが可能
各バスに対して16個のCOMPプリセットを設定可能

バーチャルセット

LiveSet™テクノロジーを搭載し、標準で30種類以上のバーチャルセットグループやボックスエフェクトを同梱

DataLink

DataLink®テクノロジーにより、内部、もしくは外部のデータをリアルタムで反映。ウェブページやスプレッドシート、スコアボード、データベース、RSSフィード、XMLファイル、CSV、ASCIIコードなどのデータを利用可能

Macro(マクロ)

ユーザーが設定した操作手順を記録、保存、編集して自動コマンド化
コントローラのボタンやキーボードショートカット、ホットスポット、MIDIパッドなどのボタンに割り当て可能
TriCaster上での操作や状態の変化、メディアの再生、スイッチャー操作に合わせて自動実行可能で、ウェブベースのインターフェースからのコントロールもサポート

レコーディング

IsoCorder™テクノロジーを利用し、最大4系統のチャンネルを同時収録可能
・4系統までのQuickTimeビデオレコーディング(XDCAM HD互換、4:2:2エンコーディング、24ビットオーディオ)
・2系統までのH.264ビデオレコーディング
・1系統のMP3オーディオレコーディング
※備考:収録したデータを一般的なNLEアプリケーションで再生する場合には、QuickTimeプレーヤーは必要ありません

ストレージ(コンテンツメディア用)

3TB 内蔵ドライブ x 1個
・記録時間は、フォーマットや解像度など保存ファイルの仕様により異なります
・USB3.0、eSATA接続の外部ドライブへのレコーディングをサポート
・サードパーティパートナーが用意している共有ストレージソリューションの利用が可能

グラブ

ビデオソースや出力信号から、フル解像度、デインターレースされた静止画像の取り込みが可能

エクスポート

・ソーシャルメディア、FTP、ローカルや外部ボリューム、ネットワークサーバーへビデオやファイルをエクスポート可能
・トランスコード機能搭載

Audio Mixer(オーディオミキサー)

・4チャンネルオーディオをサポートしたマルチチャンネルのオーディオミキサーを内蔵
・DSPや4x4x4のオーディオルーティング機能付属

オーディオ入力

・SDIエンベデッド x 4系統
・Balanced XLRステレオペア(Line) x 1系統
・Balanced 1/4″ステレオペア(Line) x 3系統

オーディオ出力

・SDIエンベデッド x 4系統
・Balanced XLRステレオペア x 1系統
・Balanced 1/4″ステレオペア x 1系統
・ステレオ 1/4″(Phone) x 1系統

ネットワークオーディオ

・全てのNDI入出力映像に対して、NDIエンベデッドオーディオを利用し、ネットワーク経由でオーディオ入出力が可能
・Audinate社Dante™ネットワークプロトコルをサポート
・WDMオーディオドライバ互換のAES67をサポート
※Danteを利用の場合、Audinate社のDanteバーチャルサウンドカードのライセンスが必要
※AES67を利用の場合、サードパーティ製のバーチャルサウンドカードのライセンスが必要

サポートしているメディアファイルフォーマット

トランスコード機能を利用することで、以下のマルチメディアファイルのインポート、保存、再生が可能
・ビデオ: AVI、DV、DVCPro、DVCProHD、FLV、F4V、H.263、H.264、MOV、MKV、MJPEG、MPEG、MP4、WMV、WebM
・画像: PSD、PNG、TGA、BMP、JPEG、JPEG-XR、JPEG2000、EXR、RAW、TIF、WebP
・オーディオ: AIFF、MP3、WAV

モニタリング

3台までのマルチビューワディスプレイに対し、ワークスペースやビューポートの設定が可能

信号のモニタリング

内蔵された波形モニターやベクトルスコープは、ITU-R
Rec.709をサポートし、デジタルのキャリブレーションやカラープレビューがフルフィールドレートで表示可能

プロセシング

・ビデオ: フローティングポイント YCbCr + A 4:4:4:4
・オーディオ: フローティングポイント 96kHz

スルーアウトレイテンシ

~1.5-2.0 フレーム

映像・音声

・HD-SDIビデオ:SMPTE 292M準拠
・SDビデオ:SMPTE 259M、ITU-R BT.656準拠
・アナログオーディオレベル:SMPTE RP-155準拠

タリー

NDI、ハードウェアのHD15ピンGPIコネクタ、BlackmagicDesign®SDI接続によるタリーサポート

ゲンロック

SD(Bi-level)、もしくはHD(Tri-level)のリファレンス信号をサポート

GPI

JLCooper Electronics eBox GPIインターフェースを利用したGPI信号をサポート

MIDI

サードパーティ製のデバイスで使用される一般的なMIDIプロトコルをサポート

システムドライブ

250GB SSD

NIC

1ギガビットNIC x 2系統

ハードウェア

・TriCaster TC1(2U、単一電源)
電源: 400W
筐体: 2RU
48.3 x 8.9 x 49.7 cm (19.0 x 3.5 x 19.57 in)

※2023年3月まで TriCaster / 3Play 製品等の出荷時にステップアップトランスを同梱しておりましたが、製品の改良に伴い、現在は付属しておりません。

NewTek TriCaster TC410 Plus バックパネル (2U、単一電源)

※記載の機能や仕様は予告無く変更されることがあります。
※詳細やご不明点はお問い合わせください。