3Play® シリーズ 3P2

インターフェイス

1. NDI®テクノロジーのサポート

3Play 3P2にて、IP伝送テクノロジーNDI® (ネットワーク・デバイスインターフェイス) をサポートしました。これによって、最大8チャンネルまでの映像入力と最大2チャンネルまでの映像出力のすべてまたは一部をIP経由においても映像入出力を行うことができます。

2. 映像/音声の入出力

最大8チャンネルまでのカメラからなどのライブ映像/音声入力ソースと、最大2チャンネルまでの映像/音声出力ソースを、SDIまたはNDI®経由にて扱うことができます。 ※は、3Play 440, 4800にてサポートするアナログビデオ入出力のインターフェイスはサポートしていません。

3. マルチチャンネルレコーディング

最大8チャンネルまでのカメラからなどのライブ映像/音声入力ソースを同時にレコーディング(収録)することができます。レコーディングしたファイルは、配信やポストプロダクション、アーカイブを行うために高品質なQuickTimeフォーマットで記録されます。

4. 入力映像/音声のモニタリング

3Playのインターフェイス「ライブデスクトップモニター」にて、各カメラアングルからの入力映像を4チャンネルを、フルフィールドレートでモニタリングすることができます。加えて、各入出力映像モニター上でオーディオレベルも確認することができます。また、最大3台までのモニターを接続し、作業環境に合わせたインターフェイスにてオペレーションを行うことができます。

5. 出力映像/音声のモニタリング

カメラなどからのスルー映像やレコーディングした出力映像を、A/B 2チャンネルの独立した出力映像をモニタリングすることができます。また、A/B 出力モニター上にて、タイムコードやクリップの長さ、再生速度などを確認することができます。

6. リプレイ・スロー再生機能

レコーディングしたクリップを、3Play専用コントローラーを使って、即座に任意のタイミングとスピードで再生することができます。

7. トランジション

A/Bの出力チャンネルの映像に対して、クロスフェードやワイプ、ディゾルブなどのトランジション、音声付きのフルカラー・アニメーションストアトランジションなどといった数多くのビデオエフェクトが搭載されています。3Playは2チャンネルのスイッチャーとしての利用も可能です。

8. オーバーレイ機能

3Playは、DSK(ダウンストリームキー)オーバーレイ機能のサポートにより、カメラやネットワーク経由によるNDI®からの映像、レコーディングして3Playの内蔵ドライブに保存されている映像などを3Playの各出力映像上にオーバーレイ表示させることができます。オーバーレイ表示される映像は、表示位置のサイズ、位置などを自由に設定することができます。

9. バッファ

Buffer(バッファ)機能もオーバーレイのソースとして利用できます。バッファは、静止画像、もしくはアニメーションエフェクトにも利用することが可能です。通常は画面コーナーに表示させるロゴやアニメーションの付いたアラートなどをオーバーレイ表示させるために利用します。

10. マクロ機能

マクロ機能を利用することにより、決まった操作を確実に実行できます。何度も繰り返さなくてはいけないような操作や複雑な作業を省き、よりスムーズなワークフローを確保することができます。マクロ機能の設定はいたって簡単です。3Playのインターフェイス上のマクロレコードボタンを押し、記録させたい一連のオペレーションすべてをひとつのマクロコマンドとして記録させることができます。作成したマクロは、キーボードの任意のキーに割り当てることで、以降、割り当てたキーボードのキーを押すだけで、マクロを実行することができます。

11. グラブ機能

同時に複数のアングルの映像からフリーズフレーム(静止画)を取り込むことができます。取り込んだ画像は、内蔵されているメディアパブリッシングシステムにより、ソーシャルメディアやストレージに送出することができます。

12. メディアパブリッシング機能

ライブ収録中にマーキング機能によって切り取ったシーン(クリップ)は、9つにタブ分けされたクリップリストにリスト表示させ管理することができます。また、クリップリストのプレビューモニターにて、クリップリスト上で選択したクリップ映像を、同時に4チャンネルのカメラアングルにて確認することができます。

13. クリップリスト

ライブ収録中にマーキング機能によって切り取ったシーン(クリップ)は、9つにタブ分けされたクリップリストにリスト表示させ管理することができます。また、クリップリストのプレビューモニターにて、クリップリスト上で選択したクリップ映像を、同時に4チャンネルのカメラアングルにて確認することができます。

14. プレイリスト

プレイリストは、クリップリスト上の各クリップの再生速度やイン点アウト点を編集し、それらクリップを並べてハイライトリールを作成することができます。9つにタブ分けされたプレイリストは、複数のクリップシークエンスを作成するだけでなく、さらにトランジションやバックグラウンドミュージックを設定することもできます。

15. アセットマネジメントシステム

3Playのアセットマネジメントシステムのサポートにより、収録したクリップにメタデータを入力/編集することができます。メタデータを利用することで、クリップリスト上で、クリップの検索やフィルタ処理、カテゴリ分けを行うことができます。検索機能は、3Play専用コントローラやキーボードからの入力や操作もサポートしています。 さらにエクセルシートデータ(.csv)を3Playのタグとしてインポートすることもできます。

※記載の機能や仕様は予告無く変更されることがあります。

※詳細やご不明点はお問い合わせください。