
NewTek 3Play® 3P2は、比類のないスポーツリプレイソリューションです。スポーツ放送局やプロダクションは、制作ワークフロー全体におけるこれまでにない接続性と効率性により、忘れられないスポーツの瞬間を逃すことなくリプレイ、スロー再生させることができます。
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よりシンプルに。1つに統合されたシステムで、完全なリアルタイム機能を提供したり、NewTek ライブプロダクションシステムと組み合わせることで、IPベースのライブイベントプロダクションを行うことができ、完全で、コストパフォーマンスの良いプロダクションワークフローを提供します。 |
SDIとIP対応ハイブリッド |
豊富な機能 |
コストパフォーマンス |
従来のSDI 入出力に加えて、IP伝送テクノロジー「NDI®」ネイティブサポートによる内部処理とIP入出力の両方を兼ね備えたハイブリッド・ワークフローに対応 | 2160/60pや1080p60、デュアルチャンネルの出力をサポート。さらに、再生コントロールを可能とするテレストレーション機能や、LivePanel™コントロールなどといったライブスポーツ番組制作における便利な機能が標準搭載 | 最高のコストパフォーマンスを実現するライブスポーツ番組制作用リプレイシステム |
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NewTek社のライブ・プロダクション・システムや、コントロール・サーフェスとの組み合わせにより、IPベースのライブ・イベント・プロダクション・ワークフローを提供します。
スポーツプロダクションの力を高めます。
10チャンネルリプレイシステム | IPワークフロー | UHD 2160p60対応 |
同時に8ストリームのキャプチャーが可能 | 8 x NDI、および 4 x 3G-SDI入力対応 | トランジションとオーディオ、サウンドエフェクト |
ズームとトラッキングを利用した再生 | ハイライト、プレイリスト機能 | デュアルチャンネルのテレストレーション機能を内蔵 |
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プレイバックズームとトラッキングリアルタイム、スローモーション、またはフレームごとに、重要なプレーや審議が必要なプレーを、ファンに最高の形で見せることができます。高速なライブアクションゲームでは、リプレイを素早くズームイン/アウトして、より充実した再生を実現します。3Play® 3P2は、オペレーターに究極のコントロールを提供します。 |
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自動セッションクリーンアップ3Play® 3P2は、マークされたクリップを自動的にエクスポートし、終了後に保護されていないセッションを削除することで、ストレージスペースを確保、管理することができます。これにより、オペレーターは重要な時間を節約し、バックグラウンドで実行されるインテリジェントなドライブ管理により、作業におけるリスクを軽減させることができます。 |

- SDIやNDI®経由のビデオストリーム(映像入力)を合計で最大8系統(SDIのみの場合は4系統)までモニター上に同時に表示させながら、同期を保ったままハードディスクへとキャプチャー(レコーディング)することができます。
- レコーディングの開始と同時に、きれいに補完されたスローモーション映像のリプレイ再生を、レコーディングを停止することなく再生が可能です。
- 収録した映像を、チームやプレーヤー、ゲームのピリオド/ハイライトシーンごとなどにインターフェイス上で色分けしてリスト管理することができます。
- 視聴者が複数のカメラアングルからの映像をしっかりと確認できるように、再生スピードをリアルタイムにコントロールしながらのリプレイが可能。
- 2160p、1080p、1080iや720pのHD映像と、16:9、もしくは4:3のSD映像のリプレイをサポート。
- 3Play 3P2専用のコントローラによるハイライトシーンのマークイン、マークアウト、カメラアングルの切り替え、スローモーションコントロールなどといったほとんどのオペレーションが可能です。
※記載の機能や仕様は予告無く変更されることがあります。
※詳細やご不明点はお問い合わせください。
技術仕様
ビデオ入力 | SDIを4系統まで、または、NDI®を合わせて利用することにより最大8チャンネルまでの同時外部ビデオ入力 |
ネットワークビデオ入力 | 最大8チャンネルまでの解像度に依存しないNDI®によるIPビデオ入力 |
SDIビデオ入力 | 最大4チャンネルまでの同時外部ビデオ入力 3G-SDI、HD-SDI、SD-SDI、NDI®接続と解像度に対応。どの組み合わせでも利用が可能。 ・2160p: 59.94, ・1080p: 59.94, 50, 29.97, 25, 24, 23.976 ・1080i: 59.94, 50 ・720p: 59.94, 50, 29.97, 25, 24, 23.976 ・576i 50 ・480i 59.94 |
ビデオ出力 | SDI、または、NDI®経由による独立した2チャンネルのセッションフォーマットにおける同時ビデオ出力 |
ネットワークビデオ出力 | NDI®経由による独立した2チャンネルのセッションフォーマットにおける同時IPビデオ出力 |
SDIビデオ出力 | 3G-SDI、HD-SDI、SD-SDI接続による4チャンネルの同時ビデオ出力 ※2チャンネルは、独立したセッションフォーマットによるビデオ出力、残りの2チャンネルはDSK(ダウンストリームキー)用のビデオ出力 1系統のUHD 2160pをOutput BチャンネルからQuad-link出力可能 |
オペレーション用マルチビューモニター | 最大3台までのモニターを接続して作業スペースをオペレーションすることができます。 ・DVI接続 x 1(メインユーザーインターフェイス、またはマルチビューワー用) ・HDMI接続 x 1(マルチビューワー用) ・DisplayPort接続 x 1(マルチビューワー用) |
レコーディング | 最大8チャンネル同時レコーディング |
収録フォーマット | 標準で2160pまでの解像度を高品質QuickTimeフォーマットで収録(SpeedHQコーデック、4:2:2エンコーディング、32ビットオーディオ) |
ストレージ | ・メディアドライブ(コンテンツメディア用):10TB内蔵ドライブ搭載 ※収録されるフォーマット、解像度などによって収録時間は異なります。 |
グラブ | すべての入出力チャンネルから静止画の取り込みが可能 |
エクスポート | ビデオおよび画像ファイルを、YouTubeやFacebook、Twitterなどのソーシャルメディア、FTP、ローカルボリューム、ネットワークサーバーへ出力するためのアプリケーション搭載。 また、このエクスポート機能にはトランスコーディング(ファイルフォーマット変換)機能もサポート |
DSK(ダウンストリームキーヤー) | 各ビデオ出力に1系統のDSKチャンネルをサポート。 DSKには、任意のカメラ入力やバッファなどの選択、および、トランジションの設定が可能。 |
グラブ | すべての入出力チャンネルから静止画の取り込みが可能 |
トランジョション | 標準で付属しているトランジションやカスタマイズ可能なアニメーショントランジションを再生チャンネルや再生クリップの間で実行可能 ・カスタムトランジション、エフェクト作成用のAnimation Store Creatorアプリケーションが付属 ・TransWarpエフェクトエンジンの搭載により、ソース間でのピクセルごとのアルファブレンディングや映像のリアルタイム3Dワーピング音声付きグラフィックをサポート |
テレストレーション | NDI® Telestrator Proソフトウェア (標準付属オプション) NDI® Telestrator Proを、WindowsコンピュータまたはiOS互換のiPADなどにインストールすることで、ネットワーク上に送出されているNDIのビデオソースや静止画に対して、描画や図式化、グラフィックをリアルタイムに書き込むことができます。 3Playからの出力画像に、ペイントツールを利用してリアルタイムに解説を行う際は最適のツールです。 |
アセットマネジメント | 3Playは、メタデータの入力、タグ付け、フィルタリング、グループ化、ナビゲーション、ブックマーク、および、互換性を持つMAMプラットフォームとの統合をサポートするアセットマネジメントシステムをサポートしています。 ・FastClip情報ウィンドウにアセットデータを表示することで、クリップリスト上のクリップにメタデータを入力したり、ナビゲーション、検索を行うことができます。 ・タグシステムにより、ユーザーが定義したコード番号を利用したクリップの管理を行うことができます。 ・Bookmark機能を利用し、アクションポイント、例えばライブ収録中に、シュートしたタイミングにブックマークを設定するなどの設定を行い、クリップリスト上でいつでも呼び出すことができます。 |
オーディオ入力 | ・SDI Embedded x 4 ・Balanced XLR ステレオペア (Line) x 1 ・Balanced 1/4" ステレオペア x 1(Line) x 3 |
オーディオ出力 | ・SDI Embedded x 4 ・Balanced XLR ステレオペア x 1 ・Balanced 1/4" ステレオペア x 1 ・ステレオ 1/4"(phones) x 1 |
ネットワークオーディオ | NDI®経由よるネットワークオーディオ入力と出力のネイティブサポート |
プロセッシング | ・ビデオ:フローティングポイント YCbCr + A 4:4:4:4 ・オーディオ:フローティングポイント 96kHz |
レイテンシ | 1.0フレーム~1.5フレーム |
A/Vスタンダード | ・3G-SDI映像:SMPTE 424M(Level-A)に準拠 ・HD-SDI映像:SMPTE 292Mに準拠 ・SD映像:SMPTE 259M、ITU-R BT.656に準拠 ・アナログオーディオ:SMPTE RP-155に準拠 |
ゲンロック | HD(Tri-Level)、またはSD(Bi-Level)リファレンス信号をサポート |
マクロ | サポートされているシステム間のクロスプラットフォーム自動化のサポートを含む、コマンドとユーザー設定の操作シーケンスの記録、保存、編集、および自動化 |
AMP | 互換性を持つサードパーティのプロダクションシステムによるリモートコントロール用の高度なメディアプロトコルをサポート |
GPI | JLCooper Electronics eBox GPIインターフェースによるGPI信号をサポート |
MIDI | サードパーティ製デバイス制御を可能にする標準MIDIプロトコルのサポート |
NIC | 10ギガビットNIC x 1、1ギガビットNIC x 1 |
システム本体 | ・筐体:2RU ラックマウント型 ・電源:400W ・重量:12 Kgs (26 lbs) ・寸法(幅x高さx奥行):48.3 x 8.9 x 49.7 cm (19.0 x 3.5 x 19.57 inches) |
※記載の機能や仕様は予告無く変更されることがあります。
※詳細やご不明点はお問い合わせください。
1. NDI®テクノロジーのサポート
3Play 3P2にて、IP伝送テクノロジーNDI® (ネットワーク・デバイスインターフェイス) をサポートしました。これによって、最大8チャンネルまでの映像入力と最大2チャンネルまでの映像出力のすべてまたは一部をIP経由においても映像入出力を行うことができます。
2. 映像/音声の入出力
最大8チャンネルまでのカメラからなどのライブ映像/音声入力ソースと、最大2チャンネルまでの映像/音声出力ソースを、SDIまたはNDI®経由にて扱うことができます。
※は、3Play 440, 4800にてサポートするアナログビデオ入出力のインターフェイスはサポートしていません。
3. マルチチャンネルレコーディング
最大8チャンネルまでのカメラからなどのライブ映像/音声入力ソースを同時にレコーディング(収録)することができます。レコーディングしたファイルは、配信やポストプロダクション、アーカイブを行うために高品質なQuickTimeフォーマットで記録されます。
4. 入力映像/音声のモニタリング
3Playのインターフェイス「ライブデスクトップモニター」にて、各カメラアングルからの入力映像を4チャンネルを、フルフィールドレートでモニタリングすることができます。加えて、各入出力映像モニター上でオーディオレベルも確認することができます。また、最大3台までのモニターを接続し、作業環境に合わせたインターフェイスにてオペレーションを行うことができます。
5. 出力映像/音声のモニタリング
カメラなどからのスルー映像やレコーディングした出力映像を、A/B 2チャンネルの独立した出力映像をモニタリングすることができます。また、A/B 出力モニター上にて、タイムコードやクリップの長さ、再生速度などを確認することができます。
6. リプレイ・スロー再生機能
レコーディングしたクリップを、3Play専用コントローラーを使って、即座に任意のタイミングとスピードで再生することができます。

7. トランジション
A/Bの出力チャンネルの映像に対して、クロスフェードやワイプ、ディゾルブなどのトランジション、音声付きのフルカラー・アニメーションストアトランジションなどといった数多くのビデオエフェクトが搭載されています。3Playは2チャンネルのスイッチャーとしての利用も可能です。
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8. オーバーレイ機能
3Playは、DSK(ダウンストリームキー)オーバーレイ機能のサポートにより、カメラやネットワーク経由によるNDI®からの映像、レコーディングして3Playの内蔵ドライブに保存されている映像などを3Playの各出力映像上にオーバーレイ表示させることができます。オーバーレイ表示される映像は、表示位置のサイズ、位置などを自由に設定することができます。
9. バッファ
Buffer(バッファ)機能もオーバーレイのソースとして利用できます。バッファは、静止画像、もしくはアニメーションエフェクトにも利用することが可能です。通常は画面コーナーに表示させるロゴやアニメーションの付いたアラートなどをオーバーレイ表示させるために利用します。
10. マクロ機能
マクロ機能を利用することにより、決まった操作を確実に実行できます。何度も繰り返さなくてはいけないような操作や複雑な作業を省き、よりスムーズなワークフローを確保することができます。マクロ機能の設定はいたって簡単です。3Playのインターフェイス上のマクロレコードボタンを押し、記録させたい一連のオペレーションすべてをひとつのマクロコマンドとして記録させることができます。作成したマクロは、キーボードの任意のキーに割り当てることで、以降、割り当てたキーボードのキーを押すだけで、マクロを実行することができます。
11. グラブ機能
同時に複数のアングルの映像からフリーズフレーム(静止画)を取り込むことができます。取り込んだ画像は、内蔵されているメディアパブリッシングシステムにより、ソーシャルメディアやストレージに送出することができます。
12. メディアパブリッシング機能
3Playからの出力映像を、Facebook, Youtube, TwitterなどといったメディアパブリッシングやFTPサイトなどへ出力することができます。
13. クリップリスト
ライブ収録中にマーキング機能によって切り取ったシーン(クリップ)は、9つにタブ分けされたクリップリストにリスト表示させ管理することができます。また、クリップリストのプレビューモニターにて、クリップリスト上で選択したクリップ映像を、同時に4チャンネルのカメラアングルにて確認することができます。
14. プレイリスト
プレイリストは、クリップリスト上の各クリップの再生速度やイン点アウト点を編集し、それらクリップを並べてハイライトリールを作成することができます。9つにタブ分けされたプレイリストは、複数のクリップシークエンスを作成するだけでなく、さらにトランジションやバックグラウンドミュージックを設定することもできます。
15. アセットマネジメントシステム
3Playのアセットマネジメントシステムのサポートにより、収録したクリップにメタデータを入力/編集することができます。メタデータを利用することで、クリップリスト上で、クリップの検索やフィルタ処理、カテゴリ分けを行うことができます。検索機能は、3Play専用コントローラやキーボードからの入力や操作もサポートしています。
さらにエクセルシートデータ(.csv)を3Playのタグとしてインポートすることもできます。
